《名曲の時間》 美しき夕暮れ

スクールゾーン 

 

球磨地方に大雨と洪水の注意報が発表されました。梅雨明けはまだまだのようです。薄曇りだったのが暗くなってきましたので、今日は美しい夕暮れの写真は望めそうにありません。

 

「美しき夕暮れ」 ドビュッシー作曲

フランス歌曲の夕べには、フォーレの「月の光」と共にかならず演奏されるフランス歌曲の名曲。ドビュッシーは、はじめの頃は歌曲ばかりを作曲しています。そしてその歌詞はどれも甘く、誘惑に満ちたものばかりです。

 

 

 

Beau Soir

Lousque au soleil couchant les rivières sont roses,
Et qu’un tiède frisson court sur les champs de blé,
Un conseil d’être heureux semble sortir des choses
Et monter vers le coeur troublé,
Un conseil goûter le charme d’être au monde,
Cependant qu’on est jeune et que le soir est beau,
Car nous nous en allons,
Comme s’en va cette onde Elle à la mer,
Nous au tombeau.

 

 

 

夕日が沈むときに川の流れは薔薇色に染まり、
暖かな揺らめきが麦畑に広がる、
幸せへの誘いがそこから漏れ出すように見える
そして不安な心へと上って、
この世の美しさを味わえと勧める、
若くそのように美しい夕べの間に・・・
われわれも至るだろう、
この水のように
水は海へ、
われわれは墓に。 

 

 

 

ドビュッシーは音楽の英才教育を受けました。商家の長男に生まれていますが、音楽家とはゆかりのない家柄のようです。嗜みの1つとして、音楽教育を受けることになったのでしょう。9歳の時についたのが、ポール・ヴェルレーヌの義理の母親であるモテ・ド・フルールヴィル夫人という本格的なもの。裕福さと彼女の後ろ盾があるからこそ、10歳でパリ音楽院に入学が許されたのでしょう。

 

***
シリーズ《名曲の時間》として今日から、“毎日1曲一枚”有名曲から秘曲までCDを合わせて紹介します。優れた演奏、録音であることはハズしませんけれども新しく発売されたものや、古くから名録音と言われているけどレアなものからではなくて、いつでも購入しやすいCDを選んで紹介します。

「美しき夕暮れ」収録CD

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2009.08.03 Monday 18:27
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