| 品番 | 34-18043 |
|---|---|
| 商品名 | NL PHIL SABL134 レナード・バーンスタイン ショスタコーヴィチ・P協奏曲2番/ラヴェル・P協奏曲 |
| レコード番号 | SABL134 |
| 演奏者 | レナード・バーンスタイン |
| 作曲家 | ドミートリイ・ショスタコーヴィチ モーリス・ラヴェル |
| 指揮者 | レナード・バーンスタイン |
| オーケストラ | ニューヨーク・フィルハーモニック コロンビア交響楽団 |
| 録音種別 | STEREO |
| ジャケット状態 | EX |
| レコード状態 | EX- |
| 製盤国 | NL(オランダ)盤 |
| カルテ(協奏曲) | MARRON WITH SILVER LETTERING、STEREO (160g)![]() |
檄速に爽快感を覚える。ショスタコーヴィチを感動させた演奏。
バーンスタインがニューヨーク・フィルハーモニック(NYPO)を率いてモスクワで《交響曲第5番》のコンサートを行なった。そのステージで仲良くショスタコービッチと握手しているジャケット写真の《交響曲第5番》は評判がとても良い。
ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第2番を弾き振りした、バーンスタインの恣意的( Arbitraire )なくらいの快速なテンポは心地良く大衆を虜にした。
それはスポーツに酔いしれて熱狂するのに似ている。若き日のバーンスタインならではの求心力は魅力的である。
これを音楽の表敬訪問だと、表情をしかめる人も居るだろう。これは米ソ冷戦当時、東西の間に鉄のカーテンがあった時代のレコードだ。
でも、これもアメリカン・ドリームを地で行く若くて評判の良い指揮者が、20世紀の陰の部分にはひたすら目を瞑り、彼の評価の根拠にあるミュージカル映画のように分かりやすく興奮度の高い演奏を大衆に提供し、無知な大衆はそのスポーティーさに酔い、アドレナリンを放出した気持ちのいい音楽、聴き手をワクワクされる音楽が、いい音楽なのだ。
そこにショスタコーヴィチその人は感動したのだろう。
そしてアメリカの国民的音楽番組では、プレスリーの腰から下をテレビカメラに写らないようにしたり、ビートルズが出演したとも発言が注意されたり、ドアーズのヒット曲はマリファナをイメージされるからと歌詞の変更が強要されていた。アメリカでさえ、まだ、そういう時代だ。一人の若い音楽家が指揮台で飛んだり跳ねたりをして見せているのを大人たちはどう観ていただろうか。
一種エンタテインメントの対象だった指揮者には、うってつけの役回りだったのであろう。
まだ、その当時ショスタコーヴィチは現代の音楽家である。それが同じ時期の《展覧会の絵》の録音では、この時にひかえた反動なのか自身作曲家でも有るバーンスタイン流の皮肉たっぷりに発奮されている。


