ショルティ時代のパリ管弦楽団から絢爛な色彩美を引き出した素晴らしいラヴェル演奏。 ― 往年のフランスのオーケストラならではの明るく美しい色彩の世界を心ゆくまで堪能させてくれます。1974年にパリの名ホール、サル・ワグラムでセッション録音されたラヴェルの管弦楽作品集。『ダフニスとクロエ』『亡き王女のためのパヴァーヌ』『古風なメヌエット』『ラ・ヴァルス』『ボレロ』『高雅で感傷的なワルツ』『クープランの墓』『スペイン狂詩曲』『道化師の朝の歌』『海原の小舟』『マ・メール・ロワ』などといったおなじみのレパートリーで高水準な演奏を展開、1975年度のフランスACC&ADFディスク大賞を受賞しています。なお、「ピアノ協奏曲」ではアルド・チッコリーニが、「ツィガーヌ」ではイツァーク・パールマンがソロを担当しています。瀟洒でエレガント。色彩設定と音響造型にみせる鋭敏なセンスといい、あらゆるフレーズに注入された絶妙なニュアンスといい、その目ざましい魅力はいまだに失われていません。マルティノン面目躍如の名録音盤。フランス人でなければ、出せないコクが滲み出ています。ラヴェルは絶対にフランス人が振らなければ、駄目だとハッキリ認識致しました。個人的にはこうした色彩豊かなフランスものの録音はハッとするほど良くなければ退屈で聴く気がしませんが、本盤もすぐ聴きたくなるような魅力盤。個人的には、数ある名録音の中でもベスト盤としてお勧め出来ます。
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