US DECCA DL710106 ルッジェーロ・リッチ マックス・ルドルフ シンシナティ響 パガニーニ・ヴァイオリン協奏曲2番&サン=サーンス・ヴァイオリン協奏曲1番

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初夏に聴くサン=サーンス。 ― サン=サーンスは19世紀の作曲家としては、たいそう長生きをした人で、そのために広い分野で夥しい作品を残した。博識の人としても知られ音楽評論家として健筆をふるったサン=サーンスは19世紀にあった音楽ジャンルすべてに数多くの作品を残し、バロック音楽の楽譜の改訂を行い、フランスにいち早くワーグナーを紹介し、考古学の著作も出版。天文学、音響学、哲学にも造詣が深く、詩、戯曲、イラストも手がけるスーパーマルチな教養人でした。1867年に初演、1868年に出版され、依頼者であり初演を担当したサラサーテに献呈されたヴァイオリン協奏曲第1番は、サン=サーンスが1859年あるいは1864年に作曲した2番目のヴァイオリン協奏曲なのだが、先に書かれたハ長調協奏曲(第2番)の出版が遅れたため、 番号の上では最初のヴァイオリン協奏曲になった。聴く機会の少ない曲だが、サン=サーンス自身は高く評価していた明るく可憐な音楽だ。基本的には英デッカ社に録音した パガニーニの「24のカプリース」の前哨戦と思ってください。ルッジェーロ・リッチはイタリア系の米国人ですが、19世紀ヨーロッパの伝統的な巨匠様式を受け継ぐヴァイオリニストと目されており、美音と華麗な演奏技巧、独特な楽器の歌わせ方が特徴的である。愛器はグァルネリ・デル・ジェス。本盤でのリッチは、落ち着いた素晴らしい演奏を聴かせてくれます。テクニックも抜群で、重音を弾くときの豊かな音色や弱音の細やかさにはうっとりしてしまう。

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