GB DECCA SDD137 ジュリアス・カッチェン ピエール・モントゥー ロンドン交響楽団 ブラームス・ピアノ協奏曲1番

34-20096

商品番号 34-20096

通販レコード→英Ace of Diamonds EW2盤

聴いていて空恐ろしい凄さ ―  作曲家が想像した以上の域にまで高めていく。驚異的な技巧と深い教養に裏打ちされた音楽的な表現が印象深いジュリアス・カッチェンの演奏は、抒情的な感情に溺れることなく理知的で、現代人の感覚にもストレートに訴えかけてきます。レパートリーは古典から現代曲まで、またスラヴものからドイツ、フランス、アメリカものまで幅広く、デッカには40数枚のLP録音を残しました。洗練されたカッチェンの美しきピアニズムは本盤でも遺憾なく発揮され、淡々とした美しさを奥深い透明感で貫いて描ききる素晴らしい名演。カッチェンはひとり遥かにブラームスの才能の上を行く。数々の英デッカのオーディオファイルレコードで、カッチェンは弾力的なリズム感と固い構成感で全体を見失わせない実に上手い設計で聴かせてくれる。冒頭から終わりまで息もつけぬ緊張感を味わえます。DECCA レーベルでは早くから録音を開始し、ブラームスのみならずレパートリーの広いカッチェンは、まさに破竹の勢いで演奏活動を行っていた時期に当たります。英 DECCA 社は、この米国の逸材から利益を計上したと関係者から聞いた事が有ります。一頃の DECCA のピアノ部門はカッチェンが背負っていたと云っても過言でないことを証明する名盤。更に付け加えておきますが、ピエール・モントゥーの躍動感溢れる指揮、交響曲第5番を聞いているようです。ブラームスを生涯尊敬し慈しみ続けたモントゥーこそと考えられるかも知れません。収録時カッチェン32歳、モントゥーは83歳の時の演奏です。この後、ちょうど10年後に急逝したことで活動が途切れたことは非常に残念です。ステレオ盤は、SXL2112が初発。録音自体も1960年以前のものとはいえ、鮮明に記録されていました。当時のDECCAの録音技術は驚くべきです。

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