GB DECCA SXL6113 ゲオルク・ショルティ ロンドン交響楽団 マーラー・交響曲1番「巨人」

34-18277

商品番号 34-18277

通販レコード→英ワイドバンド ED2盤[オリジナル]

若々しい青春の息吹と濃密なロマンティシズムが横溢する、マーラーが28歳の時に書いた最初の交響曲第1番。 ―  ショルティの覇気みなぎる指揮は、若きマーラーの清冽なロマンティシズムを見事に引き出している。半世紀にわたりデッカの重要なアーティストであり続けたサー・ゲオルグ・ショルティの指揮活動の初期の録音の中から、ショルティの覇気溢れる清冽な指揮が広く世に認められたロンドン交響楽団とのマーラーの交響曲録音は、1961年にコンセルトヘボウ管弦楽団との第4番に続き、1964年に第1番、1966年に第2番、そして1967年に第9番がDECCAに録音されました。ショルティは偉大なマーラー指揮者の一人であると考えているが、ショルティが録音したマーラーの交響曲の中で、3種類もの録音が遺されているのは、第1番と第5番しか存在していない。第5番は、ラスト・レコーディングも同曲であったこともあり、ショルティにとって特別な曲であったことが理解できるが、第1番に対しても、ショルティは第5番に比肩するような愛着を有していたのでないかと考えられるところだ。3種類の録音のうち、本演奏が最初のもの、そして同年(1964)のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とのライヴ録音(オルフェオレーベル)、そしてシカゴ交響楽団とのスタジオ録音(1983年)がこれに続くことになる。ショルティの演奏は、スコアに記された全ての音符を完全に音化していくアプローチで、どの楽曲に対しても切れ味鋭いリズム感とメリハリの有る明瞭さで共通しているが、いずれ劣らぬ名演ながらも、シカゴ響との演奏と、1964年の2種の演奏はかなり性格が異なっている。そして、同時期に米コロンビアでいち早く世界最初のマーラー交響曲全集を完成させたレナード・バーンスタインがマーラーの歌謡性に重きを置いたのに対し、ショルティはポリフォニーの表出とオーケストレーションの再現が主眼となっている。楽曲に対するアプローチは終生変わることがなかったが、1983年の演奏は、鋭角的な指揮振りは健在でありながら円熟した大指揮者に相応しい懐の深さが付加され、聴き手にあまり抵抗感を与えないような包容力が表れ、シカゴ響の光彩陸離たる華麗な演奏ぶりが際立っている。その演奏に比して、あくまでも直球勝負の本演奏は第1楽章冒頭から終楽章の終結部に至るまで、ショルティの個性が全開。ショルティのメリハリのある指揮にロンドン響もしっかりと付いていき、持ち得る実力を発揮した見事な演奏を行っている。アクセントは鋭く、ブラスセクションは無機的とも言えるほど徹底して鳴らし切るなど、楽想の描き方の明晰さ、切れ味の鋭いシャープさは圧巻の凄味を誇っていると言える。ワーグナーの時と同じく、マーラーの書いた音符すべてを明確に鳴らしきった結果、マーラーのグロテスクさが全面に現れている。ショルティのリングで映画を作りたいくらいだが、その後のリングは劇場作品であることから飛び出さないままだ。ザ・ビートルズやローリング・ストーンズの登場で、当時のレコードファンは指揮者の個性をものすごく楽しんでいたんだと感じさせる。

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