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リリー・クラウスの絶頂期の記録

日本人が愛するモーツァルトの名盤を、日本軍によって失っていたかもしれない。拘留され第二次世界大戦終結まで軟禁された女流ピアニスト。
通販レコードのご案内《仏ディスコファイル・メタル使用盤》US HAYDN SOCIETY HS9056 リリー・クラウス モーツァルト ピアノ奏鳴曲K.457/K.284/K.475
ディスコフィル・フランセ録音

モーツァルト弾きとして知られるリリー・クラウスの最高傑作盤です。米ハイドンソサエティの本盤は、晩年の米国コロムビア盤と比して若い所為か情熱を内に秘めた、生命感に溢れる演奏です。 他のピアニストと比べると、自由自在なテンポ設定でフォルテは強いタッチで鳴らし非常に個性的です。
- ピアノソナタ第14番 ハ短調 K.457
- ピアノソナタ第6番 ニ長調 K.284
- 幻想曲 ハ短調 K.475
モーツァルトの音楽の持つ多様性を過不足なく的確に表現し、このフレーズはこうでなくては、と云うまさに正鵠を得た最高の演奏を聴かせてくれる。演奏家は身体で勝負するだけに、心身の衰えを如何にカバーしていくかが難しい。特に女性の場合、多くはそれに結婚・出産などが重なる。全身全霊を傾けた命がけの演奏家として、宇野功芳氏が挙げるのはアルゲリッチ、デュ・プレ、チョン・キョンファそれにリリー・クラウスと、みな女性だが長く第一線を保ち続けたのはクラウスぐらいで、彼女を驚異と宇野氏は捉えている。
彼女らは、いわゆる女性的なものを押し出さず、火のような情熱と作品に切り込んでいく深みにおいて男性奏者に匹敵する。しかし、このまま死んでもいいというほどの燃え尽き方を男性奏者は絶対にしないものではないか。ハンガリー生まれのリリー・クラウスは「モーツァルトは燃え立つ火です」と語っているが、クラウスの演奏にはパッションの炎が確かに感じられる。当時の演奏家としてはテンポの緩急の巾が大きく、ダイナミクスの変化にも激しさを見せるのは、内面から湧き上がる情熱が自然体として表層に上がってきた音楽で、現代の演奏家が大ホールに響き渡るような派手なパフォーマンスを恣意的に行っているものとは根本的に異なるものです。
ハ短調ソナタ K.457このソナタは、幸福感に満ちたK.330からK.333の4曲に続いて作曲された作品で、きわめて劇的な性格を持ったソナタであり、後のベートーヴェンにもっとも強く影響を与えた作品だといわれています。また、このソナタはK.475の《幻想曲ハ短調》とセットで演奏されることが多くて、その関係が昔からいろいろと取りざたされてきた作品でもあり、このレコードでも第6番を挟んで演奏されています。モーツァルトが2曲をその順序に組み合わせて出版したためでもあるのですが、しかし、両曲とも途中に明るいハ長調の部分があるにしても、基調はハ短調で深刻な情緒が支配的ですから、《幻想曲》だけ切り離して演奏したほうが効果的だという説も少なくありません。 モーツァルトが活躍した当時のコンサートではソナタの演奏に先立って幻想曲風の即興演奏を披露する事がよくあったそうです。このハ短調ソナタはモーツァルトの弟子であったトラットナー夫人のために書かれたもので、同じ調であるハ短調の幻想曲は彼女がコンサートで演奏するときのために、前半で披露する即興演奏のものとしてあらかじめ作曲したものではなかったのかというのが現在の定説となっています。手本としてモーツァルトが譜面にしたためた幻想曲を、夫人がいかに即興演奏としたかは想像を出ませんが、しかし、当時のピアノの可能性を限界まで使い切ったと思えるほどに広い音域とダイナミックな音量が求められるこのソナタを提供されたトラットナー夫人はそれなりの技量を持った女性であっただろうことが想像されます。 第6番のピアノソナタは、オペラの上演のために冬を過ごしたミュンヘンでデュルニッツ男爵からの注文に応えて作曲した、19歳の時の作品です。ニ長調という性格からも、明らかにハイドン風の特徴を持っていますが、今までの即興演奏などでため込んできたあれこれのアイデアをここに凝縮してまとめたものと思える、規模が大きく、まるで交響曲をピアノ用に編曲したような風情だといわれてきました。また、第3楽章の大規模な変奏曲形式はモーツァルトのソナタとしては他に例がなく、厳格な父レオポルドもこの作品をとても高く評価していました。とりわけ33小節にも及ぶアダージョ・カンタービレの第11変奏は本当に美しい音楽です。 ベートーヴェンに影響を与えた強烈なソナタと、即興演奏の風情のあるピアノ作品を組み合わせた、リリー・クラウスの演奏はモーツァルトの書いた音符を正確にバランスよく響かせることに意を注ぐのではなくて、モーツァルトが音符を使って書いた「心のドラマ」を再現しようと言うものです。譜面をめくる音も聞き取れることから、細切れの録音ではなく何回かテイクをとって、そのうちベストのものを採用しているようです。そのことも、このレコードの価値を高めているのかもしれません。彼女の演奏に虚心坦懐に耳を傾ければ、モーツァルトがこの音楽にこめた深い感情がヒシヒシと伝わってきます。そして、「人生は美しい、人生は生きるに足る」というモーツァルトのささやきが心に染みいってきます。リリー・クラウスのピアノはくっきりとしたフレージングで、モーツァルトのピアノ・ソナタなどは最近よく聴くような軽やかで透明感があるようなものとはまったく違って、正統派にして刺激的な歯ごたえがある。神経質では無い思い切りの良さが有る意味〝男性的〟ですが、モーツァルトに対する途方も無く深い愛情を本質に持つので、どの曲を聴いていても少しも飽きることなくモーツァルトの音楽がどんどんと心の中に浸みこんで来ます。
1956年パリ録音。通販レコード詳細・コンディション、価格
プロダクト
- レコード番号
- HS-9056
- 作曲家
- ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト
- 演奏者
- リリー・クラウス
- 録音種別
- MONO
コンディション
- ジャケット状態
- M-
- レコード状態
- M-
- 製盤国
- US(アメリカ合衆国)盤
“Haydn Society” DARK GREEN WITH SILVER LETTERING, MONO 1枚組 (170g), Stamper 仏ディスコファイル メタル XTV 使用盤。通販レコード
詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。- オーダー番号34-25929
- 販売価格5,500円(税込)
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民族音楽への興味 ― 歌というものに対して不親切な時代における、ひとつの光明だ。

旋律は音楽の魂である。

“3大ヴァイオリン協奏曲”というのがある。ベートーヴェン、メンデルスゾーンに、ブラームスかチャイコフスキーの、何れかが挙げられる。 ― 3曲目が難しいので、“4大”にすると激論にならない。しかし、ほかにもヴァイオリン協奏曲には名作が数多い。
“10大”となれば必ず入選するのが、ドイツの作曲家マックス・ブルッフの代表作、ヴァイオリン協奏曲第1番だ。 -
“Refuge in Music” クラシック音楽のごちそうさん 110歳の天寿

Farewell Alice Herz-Sommer! We are saddened to hear that the visionary musician and survivor of the Theresienstadt concentration camp died yesterday. Her love of music and belief in its power brought solace and hope to many in one of history’s darkest hours.
Daniel Hope interviewed Herz-Sommer just a few months ago as part of the documentary “Refuge in Music”, a tribute to the musicians of the concentration camp “Terezin”. You can learn more about the film here: http://bit.ly/TerezinDVD
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指揮者クラウディオ・アバドをしのんで

音楽を楽しむ。それがピシっとした指揮姿から良く感じられたクラウディオ・アバドが亡くなって今月20日で、ひと月となる。
エグモントの音楽
BSプレミアムでは2014年2月10日、2つの演奏会が放送された。
前半は2012年のルツェルン音楽祭から、演奏会の様子は9月2日に Medici.tv で放送された。演奏会は8月10日。全体的にまだらな空白が客席に目立つのはマーラーの交響曲第8番からベートーヴェンの『エグモント』とモーツァルトの『レクイエム』に変更になったからだろう。この二曲なら大きいホールは必要ではなかったと思えるように、音響が遠い。迫力は薄めだけど、その分残響に助けられて聴きやすい。前半のベートーヴェンは、序曲は聴きなじんだもの。期待通り、セオリー通りの音楽となっていた。ソプラノのユリアーネ・バンゼのグレートヒェンは清楚な印象。ブルーノ・ガンツは語りで PA を使用したものでしたが全体整っていて違和感はなかった。
オーケストラの中にクラリネットのザビーネ・マイヤーを見つけた。
後半のレクイエムはオーケストラも加わったことで、前半の音響はかなり改善されている。ただ合唱の響きがオーケストラを圧するところがある。でも、キャパが大きい効果か澄んだ音楽に仕上がっている。
モーツァルトと弟子たちの共作としての《レクイエム》
ソプラノはアンナ・プロハスカ。バスはルネ・パーペ。テノールのマキシミリアン・シュミットはペーター・シュライアーを思い出させる。アルトのサラ・ミンガルドも理想に合う。リヒターが指揮した『レクイエム』の大好きな録音に並ぶ。
『レクイエム』はモーツァルトの最後の未完の作品であるのはご存知でしょう。自筆で残っているのは最初の2曲のみ。あとは弟子に口述して引き継がせました。あちらこちらにモーツァルトが完成していたら、もっと違う音楽に広がったんじゃないかなと思えるポイントが有ります。アバドはそういう期待も思わせながら、モーツァルトが描き上げた部分も書き上げなかった部分も一体とした音楽を作ります。
多くの録音が前半、後半と切り替える雰囲気があるのにアバドはアーメンをブリッジにして後半に音楽の気持ちを引き継いでいる。各曲を細切れにすること無く本来のプログラムがマーラーの千人の交響曲だったことを思い起こさせた演奏になった。
永遠の安息を、そして永遠の光に
現代の時間の中で再構成されたモーツァルトの音楽といえるだろう。言い換えれば、古楽演奏を学びとはしているけれどもモダン・オーケストラで楽しく聞かせていると言えば分り易いだろうか。
この演奏は現代音楽の響きに馴染んだ耳も楽しませる。もし《レクイエム》かぁ、と食指を伸ばさなかったままだったら後半だけでも聞き返して欲しい。もちろんいろいろなモーツァルトのレクイエムを聞いてきていたら、複数の版があるのを面白く並べ替えているというパズル的興味も持たされる。
最後のアーメン・フーガがまるごとカットされていて、そのかわり無音の中でアバドは一分間指揮棒を旨に抱いたまま黙祷する。
死は嘆き、省みるものではなくて生きている人が先に進むためにあるものなのです。
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Maria Callas, 1963

『マリア・カラスの真実』(フランス2007年。日本では2009年公開)は、マリア・カラスの生涯に焦点を当てたドキュメンタリー映画です。
有名なオペラ歌手ですが、後年、睡眠薬大量摂取での自殺未遂、睡眠薬や興奮剤を乱用し、肺血栓で53歳で亡くなりました。
なぜ、命を縮めるようなことを行い、50代という若さで亡くなったのでしょうか。映画は彼女の生涯を追います。
母親は男の子を望んでいましたが、生まれたのは女の子マリア。失望した母親は4日間も受け取りを拒否・・・マリアの兄が2歳で脳膜炎で亡くなり、母親は次の子は男の子を、と青い産着まで用意したそうです。
歓迎されず、居場所もありませんでした。6度の引っ越し。セールスマンの父は不在がち。家族団欒もありません。ハーレムの近くに引っ越しますが、母親は環境に馴染ませようとせず、部屋に閉じ込め、通りで遊ぶことも禁じました。
マリアは自分を無口で汚いと思っていて、学校では友人がなく「友達と遊んでも楽しくなかった」と彼女は語ります。
唯一の友、飼っていた小鳥に歌っていたマリアの歌の才能に気づいた母は条件付きで愛するようになります。
また母親は、自身の大女優になる夢を押し付けた部分もあったようです。映画の中でマリアが語ります。
「自分で決めた道ではなく、家族が決めた。家族と摩擦を起こさない為、従うしかなった」
「母がレールを敷いた。母は仕切っていた」
「親の代わりに出世しろ」
「お前の為に犠牲を払った」
「母からお金をくれないと新聞にぶちまける、と強請られた」とまで語る。そんな母親 を、晩年まで許せなかったそうです。映画は「この世に彼女の居場所はない。声だけが残った。」というナレーションの後、彼女の歌声で幕となります。
Maria Callas, 1963, in Paris, accompanying herself on the piano.
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リアルのだめ ユジャ・ワンさんのネット・ライヴは午後5時から
「洗練を極めた音楽性、完成された技巧、知的なアプローチ、眩い才能、ユジャ・ワン、デビュー!」
CDショップ店頭のユジャ・ワンさんが明るい笑顔とすてきなスタイルをみせているデザインのデビューアルバム「 ソナタ&エチュード
」の前を素通りされていたではないでしょうか。先日リサイタルがNHKを通して放送されたものを、期待もせずに観て録画をしておけばと感じられたクラシック愛好家が多かったようです。それも日頃良くクラシック音楽を楽しんでいるほどに想いは強かったのではないかしら。
日本での CDは良い音質のSHM-CD仕様と言うこともあってか、欧米盤とデザインが異なります。然し身近で彼女の姿を観ることが出来ない日本のクラシック愛好家には、この上もないデザインではありませんか。確かにアイドル然としたポーズだと、相変わらずに思われる向きもあるでしょうけど。 リサイタルの放送で多くのピアノ好きが目を見張ったのが、ユジャ・ワンさんの指先。手は大きくてそれぞれの指の長さが均質です。そして肉厚もあるようで、女性ピアニストのスプリングのようなボディがそれに加わります。観ていてもかっこいいものですけれども、全身を使ってピアノの鍵盤を相手に踊っているようにも思えます。
「ソナタ・エチュード」という愛称で、何かと引き合いに出されるCDとなるでしょう。
2009.08.01 Saturday 12:35 -
室内楽の夕べ インターネット・ライヴ放送中
午後6時頃から、キム・カシュカシャンさんのヴィオラ演奏がインターネット・ライヴ中。サジェスチョンをはさみながらの演奏です。言葉がわかればもっと勉強になるでしょう。このあとブラームスのヴィオラ・ソナタをスティーヴン・コワセヴィチさんのピアノと共演。ライヴ後半は、ルノー・カプソンさんのヴァイオリンと、ジャン・イヴ=ティボーデさんのピアノで、フランクのヴァイオリン・ソナタが中継されます。
アクセス先はこちらです。→ http://www.medici.tv/
2009.07.31 Friday 19:07 -
夏の朝に、世界でいちばん有名な少年は産声を上げた。
昨日よりも1日が1時間は早く始まった感じです。午前6時30分、ブラインドの隙間から室内に朝の陽射しがさーっと流し込まれました。カーテンを開けると、網戸越しにシャワシャワシャワとクマゼミの清々しい合唱。夏の朝という感じになりました。
写真は6時前の撮影、太陽が昇る少し前の東の空、夕焼けのような朝焼けになりました。今朝の空気にぐっと身体を伸ばして、空に飛び立つことが出来るならとても気持ちがいいことでしょう。カメラの前を飛び交う朝の鳥たち。一緒に身体がオレンジ色のトンボもアベックで何組も輪舞していました。レンズを向けると記念写真を撮りたいのか、グルグル泊まってくれていましたけれども、思うようにシャッターのタイミングが揃いませんでした。まどろっこしくて申し訳なかった。
朝からのトンボの飛行を楽しんでいたら、おとぎの魔法にかかったような気持ちになりました。7月31日は、ハリー・ポッターのお誕生日。ハリー・ポッターの生年は、1979年とも80年とも言われていますけれども、今年で30歳になるのですね。作者のジョアン・キャスリーン・ローリンさんも同じこの日がお誕生日。
現在映画「ハリー・ポッターと謎のプリンス Harry Potter and the Half-Blood Prince」
が劇場公開中ですね。
テーマ音楽はジョン・ウィリアムズさん。初めてハリー・ポッターの音楽を聴いた時、管弦楽の音のぶつかり合いに、いつにもない新しいものが感じました。情景や、心理状態をスコアに表しているようなジョン・ウィリアムズさんの音楽。時にはビジネスライクな出来も感じます。それでもメロディメーカーですので、どの映画の曲も楽しい。然し、どうでしょう。スタイルはジョン・ウィリアムズとわかりますけど、独立した音楽作品としての感動は何処か上の空。映画のシーンが克明に見えるばかり。
映画音楽としては聴かれ続けていくのでしょうけど、スターウォーズの音楽を作曲したジョン・ウィリアムズという説明無しに、親しまれる音楽の産声が「ハリー・ポッター」の中には聴こえます。これからもたくさんの映画音楽を重ねるごとに成長することでしょう。尚、映画のスコアは、ニコラス・フーパーさんです。[JUGEMテーマ:音楽 ]2009.07.31 Friday 09:26 -
夢とうつつを行ったり来たり
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『今日の洋楽』 魔物語
朝から戸惑っているお天気の熊本。今朝は昨日より空が白んで、早い太陽が姿を見せるかと思えば、まだ雲のローブをまとったまま。雲の隙間には澄んだ青い空。だからでしょう、小鳥たちは定規で測ったように揃って空を飛び交っていました。蝉たちは戸惑いも見せないで、一斉に鳴きだしていました。
朝食の支度を済ませて、ゴミを出しに出る時分には綺麗な青空が広がっていた。このまますてきな一日になるのを予感していたのに。
陽射しは強くても、風が通ると物陰ではとても心地良かったのに。
小学校のコーラスの練習は、いつになく厳しい指導の夏休み。
洗濯を干して、昼食を済ませる時分には空気は湿度を帯びていて、空もどんより曇り空。
午後になって、「今日は映写会をしますので、子どもたちは公民館に来て下さい」という町内放送にわっと応える様子は期待出来ず。
夢ともうつつとも知れない少女の戸惑いを歌っていたケイト・ブッシュさんの「魔物語
」が、発売当時とても好きでした。アコースティックな1枚目と2枚目に、フェアライトが加わって厚味のあるサウンドはジャケット同様にすごみがあります。
このジャケットが気になって、わくわくとレジに運んだのを憶えています。おとぎの絵本のような印象がありますけれども、白鳥や鳩も図鑑的で愛らしくない。一方コウモリやねこは不気味な表情で描かれている。蝶やらも交えてスカートの中から止めどもなく出てくる。当時のわたしにこのデザインが宝物の一つだったのは何故だろう。その時のわたしではないと、答えられないことでしょう。
今日は7月30日、ケイト・ブッシュさんの誕生日です。[ JUGEMテーマ:音楽 ]
Outside
Gets inside
Through her skin.
I`ve been out before
But this time it`s much safer in.
Last night in the sky,
Such a bright light.
My radar send me danger
But my instincts tell me to keep
Breathing,
(“Out, in, out, in, out, in…”)
Breathing it in,
Breathing my mother in,
Breathing my beloved in,
Breathing it in,
Breathing her nicotine,
Breathing it in,
Breathing the fall-out in,
Out in, out in, out in, out in.
We`ve lost our chance.
We`re the first and the last, ooh,
After the blast.
Chips of Plutonium
Are twinkling in every lung.
I love my
Beloved, ooh,
All and everywhere,
Only the fools blew it.
You and me
Knew life itself is
Breathing,
(“Out, in, out, in, out…”)
Breathing it in,
Breathing my mother in,
Breathing my beloved in,
Breathing it in,
Breathing her nicotine,
Breathing it in,
Breathing the fall-out in,
Out in, out in, out in, out in,
Out in, out in, out in, out…
(“Out!”)
“In point of fact it is possible to tell the
(“Out!”)
difference between a small nuclear explosion and
a large one by a very simple method. The calling
card of a nuclear bomb is the blinding flash that
is far more dazzling than any light on earth–brighter
even than the sun itself–and it is by the duration
of this flash that we are able to determine the size
(“What are we going to do without?”)
of the weapon. After the flash a fireball can be
seen to rise, sucking up under it the debris, dust
and living things around the area of the explosion,
and as this ascends, it soon becomes recognisable
as the familiar “mushroom cloud”. As a demonstration
of the flash duration test let`s try and count the
number of seconds for the flash emitted by a very
small bomb; then a more substantial, medium-sized
bomb; and finally, one of our very powerful,
“high-yield” bombs
“What are we going to do without?”
Ooh please!
“What are we going to do without?”
Let me breathe!
“What are we going to do without?”
Ooh, Quick!
“We are all going to die without!”
Breathe in deep!
“What are we going to die without?”
Leave me something to breathe!
“We are all going to die without!”
Oh, leave me something to breathe!
“What are we going to do without?”
Oh, God, please leave us something to breathe!”
“We are all going to die without
Oh, life is–Breathing.
魔物語(原題:NEVER FOR EVER) 1980年9月8日発売。全英第1位。全英アルバムチャートでイギリスの女性アーティストとして最初の快挙で、ケイト・ブッシュ自身の全作品とプロデュース。3rdアルバム。
1. Babooshka
2. Delius (Song Of Summer)
3. Blow Away (For Bill)
4. All We Ever Look For
5. Egypt
6. The Wedding List
7. Violin
8. The Infant Kiss
9. Night Scented Stock
10. Army Dreamers
11. Breathing
↑プレイで再生。
2009.07.30 Thursday 19:15 -
【クイズ】この人は誰でしょう
2009.07.30 Thursday 17:36 -
Naturally… My Evergreen
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『今日の洋楽』 Alone Again
熊本は今朝から時折強い雨が降る曇り空に戻りました。月曜日のお天気がとても懐かしく感じます。カメラを手にお散歩をしましたけれども、もう少し楽しめば良かったなあ。

窓から時折風が入ります。若干の湿り気を帯びています。今日のような日和の時には激しい調子の音楽を大きな音では聴いていたくありません。かといって湿っぽいのも濃厚なのもご遠慮をお願いしたい。と、今日はGilbert O’Sullivanの「アローン・アゲイン」が全米第1位になった記念日。オサリバンの音楽を想定してヒットチャートを手に入れたのが、ビリー・ジョエル。『僕はギルバート・オサリヴァンの次を狙っていた』と言ってのけたほど。ビリー・ジョエルは後にシンプルなピアノ・ロックに立ち返っていきますけれども、成功して自分の本当にやりたかった音楽をするための手段としての片道切符にすると言う考え方には学ぶ所がありそうです。
In a little while from now,
If I’m not feeling any less sour
I promised myself to treat myself
And visit a nearby tower,
And climbing to the top,
Will throw myself off
In an effort to make it clear to who
Ever what it’s like when your shattered
Left standing in the lurch, at a church
Where people ‘re saying,
“My God that’s tough, she stood him up!
No point in us remaining.
May as well go home.”
As I did on my own,
Alone again, naturallyTo think that only yesterday,
I was cheerful, bright and gay,
Looking forward to, but who wouldn’t do,
The role I was about to play
But as if to knock me down,
Reality came around
And without so much as a mere touch,
Cut me into little pieces
Leaving me to doubt,
All about God and His mercy
For if He really does exist
Why did He desert me
In my hour of need?
I truly am indeed,
Alone again, naturallyIt seems to me that
There are more hearts
Broken in the world
That can’t be mended
Left unattended
What do we do? What do we do?(instrumental break)
Now looking back over the years,
And what ever else that appears
I remember I cried when my father died
Never wishing to have cried the tears
And at sixty-five years old,
My mother, God rest her soul,
Couldn’t understand, why the only man
She had ever loved had been taken
Leaving her to start with a heart
So badly broken
Despite encouragement from me
No words were ever spoken
And when she passed away
I cried and cried all day
Alone again, naturally
Alone again, naturally
ギルバート・オサリヴァンが単身ロンドンに乗り込んでMAMレコードからデビューした60年代半ばは、サイケデリックとハード・ロックが洋楽の主流。シンガーソングライターの時代を迎えた1972年に、「アローン・アゲイン」は時代を先導する旗印のような名曲になりました。全米第1位を6週保持しました。
エルビス・プレスリーはマネージャーが使い込んでいたりと、亡くなった時にはかなりの負債だったそうですが、それから現在まで、生前の収入以上の金額が遺族に渡っていると言います。亡くなってからのレコードの再発売、放送などやグッズなどからの版権収入が生前にエルビス・プレスリーが声をからして歌ったものよりも確かな手段で遺族の元に渡っているということ。ギルバート・オサリヴァンも『アローン・アゲイン』が大ヒットすると自分自身のレーベルを設立。ポール・マッカートニーが、『僕の後に続くアーティストはエルトン・ジョンとギルバート・オサリヴァン』といって、エルトン・ジョンが『ライバルは、ギルバート・オサリヴァン』と高く評価されているほどのメロディ・メーカーであり、自分の楽曲への自信は相当なものだったのでしょう。自分の楽曲だけを管理する実業家のような趣です。
アニメにも『アローン・アゲイン』は日本で使われていたように、CMなどで耳にする機会が多いですね。然し、その度に発売されるレコード会社が違います。最初にロンドンレーベルから発売されたこの『アローン・アゲイン』を含めたベスト・アルバムは、A&MやCBS・SONY、ポリドール、EMIと大レーベル各社から発売されています。
モーツァルトのライバルとして知られるサリエリに、亡くなる間際まで学んでいたシューベルトの生前は、仕事を得ることもできなかったわけですけれども、死後遺族には大作曲家の家族と呼ばれる時代が訪れています。一方ロッシーニは18歳でオペラ作曲家としてデビュー。これがさっそく大ヒット。それから年に4作品を発表し続けて、39作品目にあたる『ウィリアム・テル』を成功させた37歳でぷっつりと作曲を切り上げます。そして亡くなるまでの40年間は料理屋さんを営んでいます。オペラを成功させる才能がありながら、料理への意欲もあり新しい料理を創案する才能もあったわけです。そう言えば、ドヴォルザークも作曲家を辞めて肉屋をしたかったと言います。『ドヴォルザークがゴミ箱に捨てたメロディーで、一曲書くことが出来る』とドヴォルザークのメロディメーカーとして評価していたのはブラームスでした。

A1
Intro (0:23)
A2
January Git (3:09)
A3
Bye Bye (3:18)
A4
Permissive Twit (4:10)
A5
Matrimony (3:14)
A6
Independent Air (4:26)
A7
Nothing Rhymed (3:21)
B1
Too Much Attention (2:30)
B2
Alone Again (Naturally) (3:40)
B3
If I Don’t Get You (Back Again) (2:41)
B4
Thunder And Lightning (2:47)
B5
Houdini Said (4:55)
B6
We Will (3:52)
B7
Outro (0:33)
Credits:
Arranged By – Johnnie Spence
Composed By, Music By, Lyrics By – Gilbert O’Sullivan
Engineer – Peter Rynston
Producer – Gordon Mills
JUGEMテーマ:音楽2009.07.29 Wednesday 15:17 -
アップルが、4大レコードレーベルと新しい音楽スタイルを共同開発
アップルと4大レーベル、インタラクティブな新プロジェクト「Cocktail」を準備中–英報道:ニュース – CNET Japan
Financial Timesは、Appleおよび主要な音楽レーベルが、インタラクティブな機能を盛り込んだ新たな音楽ダウンロードサービスの立ち上げに向けて、共に準備を進めていると報じた。
「Cocktail」というコードネーム名の今回の共同開発プロジェクトにおいて、Appleは、EMI、Sony Music、Warner Music、Universal Music Groupとともに、9月中の新サービス立ち上げを目指していると、このプロジェクトに通じる匿名の情報筋から入手した情報に基づいて、Financial Timesは現地時間7月27日午前にFT.com上で伝えている。Appleは、9月に開催されるイベントにおいて、iPodやiTunes関連の発表を行うことでも有名である。
同プロジェクトによって、AppleのiTunes Storeで楽曲をダウンロードしている人々は、ライナーノート、歌詞、写真などの素材がインタラクティブにバンドルされた新機能を利用可能になると、Financial Timesは報じている。この「インタラクティブブック」機能により、ユーザーは楽曲の再生時にiTunesのソフトウェアに戻る必要すらなくなるという。
同プロジェクトは、かつての音楽視聴スタイルに戻って、デジタルアルバムの販売を劇的に伸ばすことを目指しているのは明らかだろう。これまでもAppleは、iTunesでアルバムの販売を行ってはきたものの、iTunes Storeでユーザーが好んでダウンロードしているのはシングル楽曲であるとの評価を受けてきた。Appleは現在、アルバムのカバーアートを、iTunesの「Cover Flow」機能を通じて提供している。
ある幹部はFinancial Timesの引用で、「音楽を聴きながら、友人と一緒に座ってアートワークなどを眺めつつアルバムを楽しんだ、かつての良き時代の再現だ」と述べている。
Nielsenの調査によれば、2008年に消費者が購入したデジタルシングル楽曲数は10億を超えたのに対して、デジタルアルバムの購入は6500万にとどまったようだ。いずれにしても、この数字は前年と比較して大きく伸びた。しかしながら、CDやLP、デジタル版を全て含めた2008年中の音楽アルバムの総売り上げ枚数は、前年比14%減となる4億2800万に落ち込んだ。
なお、今回のFinancial Timesの記事では、Appleが新たなタブレットの開発に取り組んでいることについても触れられている。FT.comに掲載された報道によると、おそらく10インチのタッチスクリーンが搭載される同デバイスは、2009年末のホリデーショッピングシーズンに合わせて発売されることになるという。
via japan.cnet.comレコード、CDがアルバムとも呼ばれるのは、SP時代の名残です。SPレコードの頃は片面4分の録音でしたので、クラシックの曲を例にすると30分ほどの協奏曲は盤面8面の4枚組。SP盤の重量はおよそ380グラム。LPレコードの日本盤の3倍、欧米のオリジナル盤の2倍になります。SPレコード4枚だと1.5キロ以上になりますので、丈夫な布張りのホルダーが必要になります。これが写真アルバムのようなので、複数曲を納めたレコード(ひとくくりの作品)をアルバムと呼ぶようになっています。
ダウンロードを通常行っているわたしたちの頭には、音楽はその音が全てだからという考えがあります。確かにそうでしょう。でもアルバムという形で聴かせる時には、曲の構成を気遣います。そのトータルのイメージでカバーデザインなども施されます。60年代のレコードにはシールやポスターなどのおまけが付いていました。70年代には代わりジャケットも登場して、遊ぶ絵本のような趣さえありました。
80年以降になると、CDの登場もあってかカバー自体から、特典としてのグッズになっていきました。それはもはやレコードのカバーアートではないと考えます。それはそれで30センチ四方のカバーに制限されない、楽しいものではありますけれどね。
アップル社が大手レコード会社と足並みを揃えてスタートするプロジェクト「カクテル」。ダウンロードという一方的で、また個人的な楽しみで終始しがちなこのシステムが、「あの曲が聴けたアルバムは」こういうデザインで、どんな遊びがあったねと、仲間たちと感動を共有出来るようになると、いっそう音楽で一人一人がつながっていけるものだと期待しています。
2009.07.28 Tuesday 21:16 -
コズミック・ブルースを歌う















