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  • リリー・クラウスの絶頂期の記録

    リリー・クラウスの絶頂期の記録

    日本人が愛するモーツァルトの名盤を、日本軍によって失っていたかもしれない。拘留され第二次世界大戦終結まで軟禁された女流ピアニスト。

    通販レコードのご案内《仏ディスコファイル・メタル使用盤》US HAYDN SOCIETY HS9056 リリー・クラウス モーツァルト ピアノ奏鳴曲K.457/K.284/K.475

    ディスコフィル・フランセ録音

    モーツァルト弾きとして知られるリリー・クラウスの最高傑作盤です。米ハイドンソサエティの本盤は、晩年の米国コロムビア盤と比して若い所為か情熱を内に秘めた、生命感に溢れる演奏です。 他のピアニストと比べると、自由自在なテンポ設定でフォルテは強いタッチで鳴らし非常に個性的です。

    1. ピアノソナタ第14番 ハ短調 K.457
    2. ピアノソナタ第6番 ニ長調 K.284
    3. 幻想曲 ハ短調 K.475

    モーツァルトの音楽の持つ多様性を過不足なく的確に表現し、このフレーズはこうでなくては、と云うまさに正鵠を得た最高の演奏を聴かせてくれる。演奏家は身体で勝負するだけに、心身の衰えを如何にカバーしていくかが難しい。特に女性の場合、多くはそれに結婚・出産などが重なる。全身全霊を傾けた命がけの演奏家として、宇野功芳氏が挙げるのはアルゲリッチ、デュ・プレ、チョン・キョンファそれにリリー・クラウスと、みな女性だが長く第一線を保ち続けたのはクラウスぐらいで、彼女を驚異と宇野氏は捉えている。

    彼女らは、いわゆる女性的なものを押し出さず、火のような情熱と作品に切り込んでいく深みにおいて男性奏者に匹敵する。しかし、このまま死んでもいいというほどの燃え尽き方を男性奏者は絶対にしないものではないか。ハンガリー生まれのリリー・クラウスは「モーツァルトは燃え立つ火です」と語っているが、クラウスの演奏にはパッションの炎が確かに感じられる。当時の演奏家としてはテンポの緩急の巾が大きく、ダイナミクスの変化にも激しさを見せるのは、内面から湧き上がる情熱が自然体として表層に上がってきた音楽で、現代の演奏家が大ホールに響き渡るような派手なパフォーマンスを恣意的に行っているものとは根本的に異なるものです。

    ハ短調ソナタ K.457
    このソナタは、幸福感に満ちたK.330からK.333の4曲に続いて作曲された作品で、きわめて劇的な性格を持ったソナタであり、後のベートーヴェンにもっとも強く影響を与えた作品だといわれています。また、このソナタはK.475の《幻想曲ハ短調》とセットで演奏されることが多くて、その関係が昔からいろいろと取りざたされてきた作品でもあり、このレコードでも第6番を挟んで演奏されています。モーツァルトが2曲をその順序に組み合わせて出版したためでもあるのですが、しかし、両曲とも途中に明るいハ長調の部分があるにしても、基調はハ短調で深刻な情緒が支配的ですから、《幻想曲》だけ切り離して演奏したほうが効果的だという説も少なくありません。 モーツァルトが活躍した当時のコンサートではソナタの演奏に先立って幻想曲風の即興演奏を披露する事がよくあったそうです。このハ短調ソナタはモーツァルトの弟子であったトラットナー夫人のために書かれたもので、同じ調であるハ短調の幻想曲は彼女がコンサートで演奏するときのために、前半で披露する即興演奏のものとしてあらかじめ作曲したものではなかったのかというのが現在の定説となっています。手本としてモーツァルトが譜面にしたためた幻想曲を、夫人がいかに即興演奏としたかは想像を出ませんが、しかし、当時のピアノの可能性を限界まで使い切ったと思えるほどに広い音域とダイナミックな音量が求められるこのソナタを提供されたトラットナー夫人はそれなりの技量を持った女性であっただろうことが想像されます。 第6番のピアノソナタは、オペラの上演のために冬を過ごしたミュンヘンでデュルニッツ男爵からの注文に応えて作曲した、19歳の時の作品です。ニ長調という性格からも、明らかにハイドン風の特徴を持っていますが、今までの即興演奏などでため込んできたあれこれのアイデアをここに凝縮してまとめたものと思える、規模が大きく、まるで交響曲をピアノ用に編曲したような風情だといわれてきました。また、第3楽章の大規模な変奏曲形式はモーツァルトのソナタとしては他に例がなく、厳格な父レオポルドもこの作品をとても高く評価していました。とりわけ33小節にも及ぶアダージョ・カンタービレの第11変奏は本当に美しい音楽です。 ベートーヴェンに影響を与えた強烈なソナタと、即興演奏の風情のあるピアノ作品を組み合わせた、リリー・クラウスの演奏はモーツァルトの書いた音符を正確にバランスよく響かせることに意を注ぐのではなくて、モーツァルトが音符を使って書いた「心のドラマ」を再現しようと言うものです。譜面をめくる音も聞き取れることから、細切れの録音ではなく何回かテイクをとって、そのうちベストのものを採用しているようです。そのことも、このレコードの価値を高めているのかもしれません。彼女の演奏に虚心坦懐に耳を傾ければ、モーツァルトがこの音楽にこめた深い感情がヒシヒシと伝わってきます。そして、「人生は美しい、人生は生きるに足る」というモーツァルトのささやきが心に染みいってきます。

    リリー・クラウスのピアノはくっきりとしたフレージングで、モーツァルトのピアノ・ソナタなどは最近よく聴くような軽やかで透明感があるようなものとはまったく違って、正統派にして刺激的な歯ごたえがある。神経質では無い思い切りの良さが有る意味〝男性的〟ですが、モーツァルトに対する途方も無く深い愛情を本質に持つので、どの曲を聴いていても少しも飽きることなくモーツァルトの音楽がどんどんと心の中に浸みこんで来ます。

    1956年パリ録音。

    通販レコード詳細・コンディション、価格

    プロダクト

    レコード番号
    HS-9056
    作曲家
    ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト
    演奏者
    リリー・クラウス
    録音種別
    MONO

    販売レコードのカバー、レーベル写真

    • US HAYDN SOCIETY HS9056 リリー・クラウス モ…
    • US HAYDN SOCIETY HS9056 リリー・クラウス モ…

    コンディション

    ジャケット状態
    M-
    レコード状態
    M-
    製盤国
    US(アメリカ合衆国)盤
    “Haydn Society” DARK GREEN WITH SILVER LETTERING, MONO 1枚組 (170g), Stamper 仏ディスコファイル メタル XTV 使用盤。

    通販レコード

    詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。
    • オーダー番号34-25929
    • 販売価格5,500円(税込)
  • 民族音楽への興味 ― 歌というものに対して不親切な時代における、ひとつの光明だ。

    民族音楽への興味 ― 歌というものに対して不親切な時代における、ひとつの光明だ。

    旋律は音楽の魂である。

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    “3大ヴァイオリン協奏曲”というのがある。ベートーヴェン、メンデルスゾーンに、ブラームスかチャイコフスキーの、何れかが挙げられる。 ― 3曲目が難しいので、“4大”にすると激論にならない。しかし、ほかにもヴァイオリン協奏曲には名作が数多い。
    “10大”となれば必ず入選するのが、ドイツの作曲家マックス・ブルッフの代表作、ヴァイオリン協奏曲第1番だ。

    (さらに…)

  • “Refuge in Music” クラシック音楽のごちそうさん 110歳の天寿

    “Refuge in Music” クラシック音楽のごちそうさん 110歳の天寿

    Farewell Alice Herz-Sommer! We are saddened to hear that the visionary musician and survivor of the Theresienstadt concentration camp died yesterday. Her love of music and belief in its power brought solace and hope to many in one of history’s darkest hours.

    Daniel Hope interviewed Herz-Sommer just a few months ago as part of the documentary “Refuge in Music”, a tribute to the musicians of the concentration camp “Terezin”. You can learn more about the film here: http://bit.ly/TerezinDVD

  • 指揮者クラウディオ・アバドをしのんで

    指揮者クラウディオ・アバドをしのんで

    音楽を楽しむ。それがピシっとした指揮姿から良く感じられたクラウディオ・アバドが亡くなって今月20日で、ひと月となる。

    エグモントの音楽

    BSプレミアムでは2014年2月10日、2つの演奏会が放送された。
    前半は2012年のルツェルン音楽祭から、演奏会の様子は9月2日に Medici.tv で放送された。演奏会は8月10日。全体的にまだらな空白が客席に目立つのはマーラーの交響曲第8番からベートーヴェンの『エグモント』とモーツァルトの『レクイエム』に変更になったからだろう。

    この二曲なら大きいホールは必要ではなかったと思えるように、音響が遠い。迫力は薄めだけど、その分残響に助けられて聴きやすい。前半のベートーヴェンは、序曲は聴きなじんだもの。期待通り、セオリー通りの音楽となっていた。ソプラノのユリアーネ・バンゼのグレートヒェンは清楚な印象。ブルーノ・ガンツは語りで PA を使用したものでしたが全体整っていて違和感はなかった。

    オーケストラの中にクラリネットのザビーネ・マイヤーを見つけた。

    後半のレクイエムはオーケストラも加わったことで、前半の音響はかなり改善されている。ただ合唱の響きがオーケストラを圧するところがある。でも、キャパが大きい効果か澄んだ音楽に仕上がっている。

    モーツァルトと弟子たちの共作としての《レクイエム》

    ソプラノはアンナ・プロハスカ。バスはルネ・パーペ。テノールのマキシミリアン・シュミットはペーター・シュライアーを思い出させる。アルトのサラ・ミンガルドも理想に合う。リヒターが指揮した『レクイエム』の大好きな録音に並ぶ。

    『レクイエム』はモーツァルトの最後の未完の作品であるのはご存知でしょう。自筆で残っているのは最初の2曲のみ。あとは弟子に口述して引き継がせました。あちらこちらにモーツァルトが完成していたら、もっと違う音楽に広がったんじゃないかなと思えるポイントが有ります。アバドはそういう期待も思わせながら、モーツァルトが描き上げた部分も書き上げなかった部分も一体とした音楽を作ります。

    多くの録音が前半、後半と切り替える雰囲気があるのにアバドはアーメンをブリッジにして後半に音楽の気持ちを引き継いでいる。各曲を細切れにすること無く本来のプログラムがマーラーの千人の交響曲だったことを思い起こさせた演奏になった。

    永遠の安息を、そして永遠の光に

    現代の時間の中で再構成されたモーツァルトの音楽といえるだろう。言い換えれば、古楽演奏を学びとはしているけれどもモダン・オーケストラで楽しく聞かせていると言えば分り易いだろうか。
    この演奏は現代音楽の響きに馴染んだ耳も楽しませる。もし《レクイエム》かぁ、と食指を伸ばさなかったままだったら後半だけでも聞き返して欲しい。

    もちろんいろいろなモーツァルトのレクイエムを聞いてきていたら、複数の版があるのを面白く並べ替えているというパズル的興味も持たされる。

    最後のアーメン・フーガがまるごとカットされていて、そのかわり無音の中でアバドは一分間指揮棒を旨に抱いたまま黙祷する。

    死は嘆き、省みるものではなくて生きている人が先に進むためにあるものなのです。

  • Maria Callas, 1963

    Maria Callas, 1963

    『マリア・カラスの真実』(フランス2007年。日本では2009年公開)は、マリア・カラスの生涯に焦点を当てたドキュメンタリー映画です。
    有名なオペラ歌手ですが、後年、睡眠薬大量摂取での自殺未遂、睡眠薬や興奮剤を乱用し、肺血栓で53歳で亡くなりました。
    なぜ、命を縮めるようなことを行い、50代という若さで亡くなったのでしょうか。

    映画は彼女の生涯を追います。

    母親は男の子を望んでいましたが、生まれたのは女の子マリア。失望した母親は4日間も受け取りを拒否・・・マリアの兄が2歳で脳膜炎で亡くなり、母親は次の子は男の子を、と青い産着まで用意したそうです。
    歓迎されず、居場所もありませんでした。

    6度の引っ越し。セールスマンの父は不在がち。家族団欒もありません。ハーレムの近くに引っ越しますが、母親は環境に馴染ませようとせず、部屋に閉じ込め、通りで遊ぶことも禁じました。
    マリアは自分を無口で汚いと思っていて、学校では友人がなく「友達と遊んでも楽しくなかった」と彼女は語ります。
    唯一の友、飼っていた小鳥に歌っていたマリアの歌の才能に気づいた母は条件付きで愛するようになります。
    また母親は、自身の大女優になる夢を押し付けた部分もあったようです。

    映画の中でマリアが語ります。
    「自分で決めた道ではなく、家族が決めた。家族と摩擦を起こさない為、従うしかなった」
    「母がレールを敷いた。母は仕切っていた」
    「親の代わりに出世しろ」
    「お前の為に犠牲を払った」
    「母からお金をくれないと新聞にぶちまける、と強請られた」とまで語る。そんな母親 を、晩年まで許せなかったそうです。

    映画は「この世に彼女の居場所はない。声だけが残った。」というナレーションの後、彼女の歌声で幕となります。

    Maria Callas, 1963, in Paris, accompanying herself on the piano.

  • JP 東芝 EAA123 シャルル・ミュンシュ パリ管弦楽団 ブラームス・交響曲1番

    34-20985

    商品番号 34-20985

    通販レコード→日「東芝音楽工業株式会社」盤

    ミュンシュ畢生の名演。 ― はち切れんばかりのスケール、破格の熱量。ミュンシュの死の年に録音された、パリ管弦楽団との〝幻想交響曲〟と並ぶ名盤のひとつ。シャルル・ミュンシュは音楽が持っているストーリー性を、物語の様な視点で語りかけてくる。それが度を越すケースが多いのだけど、熱を持って表現する。〝ベルリオーズの幻想交響曲〟と〝ブラームスの第1交響曲〟でのミュンシュがドライヴするパリ・コンセルヴァトアールの燃焼ぶりは永遠に色褪せることがない。〝幻想交響曲〟に続き録音されたこの交響曲でも、ミュンシュ&パリ管の熱い息吹は止むことがありませんでした。ウィルヘルム・フルトヴェングラーを彷彿とさせる力強く、情熱に満ちた白熱した内容で絶賛を浴びた、未だにこの曲のベスト・ワンとされている。多くの評論家により人気投票される ― レコード芸術誌で7~8年に一度実施されている『名曲名盤』において3度も1位に輝いた。収録は、当時EMIでオーケストラ録音に常時使用していたサル・ワグラムで行われ、録音を手掛けたのは、名プロデューサーとして知られているルネ・シャルランと名エンジニア、ポール・ヴァヴァッスールのコンビです。ホールに分厚く渦巻く演奏の熱気が余すところなく捉えられています。

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  • JP 東芝(赤盤) AA8255 シャルル・ミュンシュ パリ管弦楽団 ベルリオーズ 幻想交響曲(輸入メタル使用盤・帯付)

    34-20904

    商品番号 34-20904

    通販レコード→日「東芝音楽工業株式会社」製赤盤[オリジナル]

    音楽を物語る。ミュンシュ・パリ管弦楽団のセンセーショナルなデビュー盤。 ― シャルル・ミュンシュは音楽が持っているストーリー性を、物語の様な視点で語りかけてくる。それが度を越すケースが多いのだけど、熱を持って表現する。〝ベルリオーズの幻想交響曲〟と〝ブラームスの第1交響曲〟でのミュンシュがドライヴするパリ・コンセルヴァトアールの燃焼ぶりは永遠に色褪せることがない。このパリ管弦楽団との録音の前にすでに3回の正規セッション録音を重ねていることからも、その得意ぶりが判ります。パリ管弦楽団との最後の幻想は、老ミュンシュの豊富な演奏経験の蓄積と、最晩年に鮮やかに燃え上がった音楽への情熱が融合して、録音史上最もドラマティックな演奏へと結実したものです。収録は、当時EMIでオーケストラ録音に常時使用していたサル・ワグラムで行われ、録音を手掛けたのは、名プロデューサーとして知られているルネ・シャルランと名エンジニア、ポール・ヴァヴァッスールのコンビです。ホールに分厚く渦巻く演奏の熱気が余すところなく捉えられています。この〝幻想交響曲〟は、ミュンシュもパリ管もデビュー戦。持ち前の大きく、粗っぽい程に、気合い、情熱が入りまくった演奏です。ミュンシュは当時ドイツ領だったストラスブルク出身であることから、れっきとしたドイツ人であるがゆえにブラームスなどのドイツものまで得意としていたのは当然、彼の演奏で聞いても見たかったがバッハも熱愛していた。そのアイデンティティあってこそのベルリオーズなどのフランスものでの情熱的な指揮ぶり、爆発的な熱気あふれる音楽表現で感動的。生涯のほぼ半分ずつを、それぞれドイツ人とフランス人として送った彼は、両国の音楽を共に得意とした。解釈は当然ながら徹底していて、ベルリオーズの標題性とドラマ性を思い切りよく描き出した。一度聴いたら忘れられない名演。ベルリオーズの作品はミュンシュが得意としたフランス音楽の中でも最も定評のあったレパートリーで、中でも〝幻想交響曲〟はミュンシュが世界各地で取り上げたトレードマーク的な作品でした。作品に盛り込まれた感情のダイナミズムを余すところなく表現しきる思い切りの良さ、作品全体を俯瞰するスケールの大きさ、夢中になってのめり込んで行くようなクレッシェンドやアッチェレランドの激しさの点で〝ミュンシュの幻想交響曲〟ほど熱い演奏は他にはありません。ミュンシュの美学を背負って立つオーケストラも傑出、聴き手を演奏芸術の神髄に立ち会わせてくれる。指揮者と作曲家、指揮者と作品とが特別なきずなで結ばれている、そんな感銘に浸らせる名盤である。ドラマティックな解釈も素晴らしいし、演奏にかける情熱、覚悟にもただならぬ気配が充満しているが、その背景にはこの名作だけが持つ真実性を、全身全霊をかけて明らかにしようとしたミュンシュの使命感があり、それが強烈な説得力となって演奏全体に輝きとスリルを与えている。座右の宝である。思うがままに棒の振れた充足感に溢れている。ミュンシュのザ・ベストとなれば、まずこれがあげられよう。

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  • GB EMI ALP1225-7 シャルル・ミュンシュ ボストン響 ダンコ ポレリ サンゲル グラム ボートライト ハーヴァード・グリー・クラブ ラドクリフ合唱協会 ベルリオーズ・ファウストの劫罰

    34-8749

    商品番号 34-8749

    通販レコード→英初期ラージドッグ盤

    ミュンシュが録音した唯一の『ファウストの劫罰』。 ― ゲーテの名作を元にした劇的物語『ファウストの劫罰』 は、オペラとも大規模なカンタータともとれるベルリオーズの大傑作。この破天荒な音楽の本質を明快な筆致で表出、シュザンヌ・ダンコを始めとする独唱者陣の名歌唱、黄金期のボストン交響楽団のフランス風の響きを湛えたヴィルトゥオーゾぶりとも相俟って、発売以来古典的な名盤として高く評価されています。RCAでのミュンシュによるベルリオーズ主要作品録音の先鞭をつけた1954年の録音で、細部まで明晰なモノラル・ハイファイ・サウンドは、この名演を味わうのに不足はありません。当時ステレオ録音の開発と実験に力を入れていたRCAは、オーケストラのセッションではメインのモノラル・セッションをリチャード・モアとルイス・レイトンが行うのと平行して、実験的なステレオ収録をジョン・ファイファーとジョン・クロフォードが担当する形で録音が進められることが多かったそうです。ミュンシュが最も得意とし、名刺代わりのように世界各地で演奏した「幻想交響曲」の古典的名盤はライヴも含めると6種類の演奏がCD化されていますが、その中でパリ管弦楽団との1967年盤に匹敵する熱気を孕みながら、アンサンブルの充実度で勝るボストン響とのステレオ録音が1954年11月のセッションでした。いまでこそ「Living Stereo」で注目されていますが、英デッカでさえ成し得なかった時期のステレオ録音だったこともあって、この録音はステレオでは2トラ38cm/sのオープンリール・テープで発売された事があるだけ。ミュンシュによる『ファウストの劫罰』のステレオ録音は実現しませんでしたが、実はこの1954年2月の時点でステレオ録音が行われていたものの、現在ではテープが失われ第4部の『奈落への騎行』の一部が残されているのみ。ミュンシュ面目躍如の重厚で色彩感を疎かにしない適正を生かした演奏で、ボストン響の黄金期の名人芸を堪能できます。当時のトップを走っていたRCAなればこその技術でしょう。さすが親会社がエレクトロニックメーカーであればこそでしょう。モノラルですら音質鮮烈というRCAならではの優れた録音技術が捉えたミュンシュ&ボストン響の素晴らしい演奏。未だに輝きを失っていない名演で、ミュンシュのベルリオーズにかける情熱が伝わってくる。

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  • US RCA LE-6006 トスカニーニ ミュンシュ モントゥー ライナー ラインスドルフ A Treasury of Music 交響曲集 Vol.2

    34-14957

    商品番号 34-14957

    通販レコード→米ブラック銀文字盤 Educational Series

    A Treasury of Music ― ドイツがUボートに注いだ音響技術は、第2次大戦後のイギリス・デッカでレコード録音に活かされ、アメリカRCAのステレオ再生方式と技術開発をしのぎあった。Educational Series は学校や、音楽教育で使用されることを目的に製作されたので、実際にこの時代のレーベルを見つけるのは難しいものです。「A Treasury of Music」にはフォーク・ダンスの伴奏用実用面が有名ですが、クラシック音楽の作曲様式の学習のための「An Anthology of Major Forms and Styles」や標題音楽を集めた「Program Music」がありました。本盤「The Symphony Volume 2」は1964年発売。モーツァルト・交響曲第40番ト短調 K.550、シューベルト・交響曲第9番ハ長調 遺作、ブラームス・交響曲第3番ヘ長調 作品90、チャイコフスキー・交響曲第6番「悲愴」ロ短調 作品74、シベリウス・交響曲第2番ニ長調 作品43に当時の現代音楽として、ピストン・交響曲第3番、ブラックウッド・交響曲第1番、プロコフィエフ・交響曲第5番 作品100がアルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団(モーツァルト、シューベルト)、フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団(ブラームス、チャイコフスキー)、ピエール・モントゥー指揮ロンドン交響楽団(シベリウス)、シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団(ピストン、ブラックウッド)、エーリッヒ・ラインスドルフ指揮ボストン交響楽団(プロコフィエフ)の当時のアメリカを代表する指揮者が手兵を演奏した録音から選ばれている。NHK-FMのステレオ本格放送は1965年からですが、本格放送前に画期的試みによる『立体音楽堂』はラジオの第1放送と第2放送を使いそれぞれ左右の片チャンネルのみを放送、2台ラジオを用意すればステレオ放送が楽しめるという試みでした。その放送でプログラムされた、当時ニュービート派の重要人物として名を上げていたブラックウッドの交響曲は、現代音楽に冷ややかな山崎浩太郎氏をして必聴の名曲といわしめた作品です。ミュンシュ面目躍如の重厚で色彩感を疎かにしない適正を生かした演奏で、ボストン響の黄金期の名人芸を堪能できます。

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  • GB RCA SB2096-7 シャルル・ミュンシュ ボストン交響楽団 レオポルド・シモノー ニュー・イングランド音楽学校合唱団 ベルリオーズ・レクイエム

    34-7288

    商品番号 34-7288

    通販レコード→英レッド 銀文字 LIVING STEREO 盤

    シンフォニー・ホールに響き渡る壮麗な鎮魂歌。 ― 第2次大戦後のボストン交響楽団に黄金時代をもたらし、小澤征爾の師としても知られ、3回の来日歴もあるフランスの名指揮者ミュンシュはゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターをつとめたシャルル・ミュンシュの音楽家としてのルーツであるドイツ音楽の演奏においても本領を発揮し、その一方で、ピエール・モントゥーが確立したフランス式の演奏様式の伝統を継承し、ボストン響をフランス音楽の演奏にかけては類のないアンサンブルに仕立て上げました。ドイツ系の名指揮者ミュンシュにとってフランス音楽も重要なレパートリーだった。ミュンシュは自国の音楽に先天的共感を以って、この効果の難しい難曲を実に巧みに演奏し妙に現代風なダイナミックを強調しない点はさすがである。就中、ベルリオーズの激情のレクイエム。ティンパニ10台を含む大規模なオーケストラ、テノール独唱、混声合唱のほかに、4群のバンダを必要とするこの大曲の名演・名録音として知られる名盤。聴けば、耳から離せなくなる。劇情の音楽家ミュンシュの懇切丁寧でスケールの大きい、悪魔的魅力を放つ音楽。1959年録音の3ch録音での試みは、音色の多彩さと広大なダイナミック・レンジがすばらしい。ボストン・シンフォニー・ホールの客席を取り払い、そこにオーケストラを置き、合唱はステージ上に、また4群のブラスはバルコニーに配置して2日間をかけて行われた。劇的に表出した演奏を余すところなく記録した名録音としても有名。演奏の勢いでも、この録音の8年後のバイエルン放送交響楽団とのドイツ・グラモフォン録音との比較も興味深いところです。なじみのないオーケストラを相手にした老境の解釈に比べて、オーケストラのうまさ、合唱の立体感、そしてなりよりも作曲者の破天荒な発想を現実の音としている点において、ボストン・シンフォニー・ホールの空気感までをも伝える優秀録音盤の価値は揺るぎ無い。

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  • GB RCA SB-2060 シャルル・ミュンシュ ボストン交響楽団 ブラームス・交響曲4番

    34-19626

    商品番号 34-19626

    通販レコード→英レッド 銀文字 LIVING STEREO 盤

    ジャズ・マニアもジョン・コルトレーンをはじめて聴いた時のようだ、と感激した、ミュンシュのブラ4。 ― ドイツ系の名指揮者シャルル・ミュンシュにとって重要なレパートリーだったブラームス。特に第1番と第2番の交響曲は偏愛と言っても良いほど、演奏を繰返しました。ミュンシュは、ベートーヴェン同様、ブラームスの交響曲も第3番を、同時期にライナー&シカゴ交響楽団がRCAに録音していたので、全集も完成していない。ボストン交響楽団時代には、第3番を除く交響曲、悲劇的序曲、2曲のピアノ協奏曲の録音があるのみ。ドイツ風な重厚さよりも直線的なダイナミズムを重視したその解釈は、陰鬱なブラームス像を好まない音楽ファンから熱狂的に支持されています。第1番のステレオ録音盤は、音の出が威圧的とも言える迫力満点のもので聴き疲れするほどの充実。第2番はお得意のもので濃厚なロマン的表現、トランペットの強奏はワーグナーのようです。ミュンシュと言えば必殺のフェルマータ延ばしが、ここでも楽しめます。そして第4番はヴィルヘルム・フルトヴェングラー張りのテンポ変化、逆上的な感情の迸りが聴きものです。この第4番は、シューベルトの交響曲第2番、シューマンの交響曲第1番と並んで、ミュンシュがボストン時代にモノラルとステレオで録音を残した交響曲の一つ。録音という行為そのものが今日のように手軽でなかった時代に再録音を行うということは尋常なことではなく、レコード・セールスへの期待もさることながら演奏者の側にも強いこだわりがないと実現できなかった。その意味で、この第4番にはミュンシュの作品に寄せる愛情がにじみ出た演奏になっており聴き応え満点だ。ミュンシュのボストン響時代の名演のひとつ。ボストン響の緻密で洗練されたアンサンブル、特に美しい弦と輝かしい金管パートを基本にして、明快なブラームス像を描いています。作品に真正面から取り組み、激しい燃焼度で突き進んでいく若々しさと、壮大なスケールで音楽を高潮させてゆく手腕はミュンシュの真骨頂。ライヴに見られる熱狂とは違った、抑えがたい情熱が渦巻いている。特にフィナーレで沸騰点に達するパッションは、他からは聴くことが出来ません。ブラームスに渋さを求める人向きではないが、明快で爽快なブラームス像が堪能できるはずだ。

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  • GB RCA SB-2007 フリッツ・ライナー シカゴ交響楽団 ブラームス・交響曲3番

    34-19911

    商品番号 34-19911

    通販レコード→英レッド 銀文字 LIVING STEREO 盤

    ライナー=シカゴ響、初期の「クリーン」(ライナーの口癖)な音楽。 ― 鉄壁のアンサンブル、てきぱきした進行、いかにもライナー&シカゴ響の演奏です。フリッツ・ライナーにとってベートーヴェンとブラームスの交響曲全曲は得意とするレパートリーで、シカゴ交響楽団在任中もベートーヴェンの交響曲を全曲演奏していますが、スタジオ録音は第2番、4番、8番を欠く、奇数番号の5曲と『田園』のみで、ブラームスはこの第3番のみ、ピアノ協奏曲やヴァイオリン協奏曲は忘れられない名盤があるものの交響曲はベートーヴェンともに全集が完成しなかったのが惜しまれるほどの名演です。ブラームスの交響曲全曲も好んで演奏しています。シカゴ響音楽監督就任コンサートとシカゴ響との最後のコンサートシーズンには、交響曲第2番がプログラムに含まれていました。然し乍ら、この時期RCAは交響曲第1、2、4番の3曲をシャルル・ミュンシュ&ボストン交響楽団でステレオ録音していたことが理由にいえます。シカゴ響と言えば、ゲオルク・ショルティの時代におけるスーパー軍団ぶりが記憶に新しいところだ。ただ、ショルティがかかるスーパー軍団を一から作り上げたというわけでなく、シカゴ響に既にそのような素地が出来上がっていたと言うべきであろう。そして、その素地を作っていたのは、紛れもなくライナーであると考えられる。もっとも、ショルティ時代よりも演奏全体に艶やかさがあると言えるところであり、音楽性という意味では先輩ライナーの方に一日の長があると言えるだろう。演奏自体は必ずしも深みのあるものではなく、その意味ではスコアに記された音符の表層を取り繕っただけの演奏に聴こえるのは、カール・ベームやヘルベルト・フォン・カラヤンら同時代の演奏と比べているからだろう。しかしライナーといえば金管楽器や木管楽器の力量も卓越したものがあり、異様に凝縮したオーケストラのアンサンブルの鉄壁さは言うに及ばず。全ての楽器が完璧なバランスで結晶化して鳴り響き、感動的なクライマックスを築いていました。虚飾を拝し、恐ろしいまでの緊張感の漂う筋肉質の演奏が多いイメージですが、この演奏は厳格なまでの音の彫琢はそのままで、ロマンティックで極めて柔軟なフレージングが聴かれる名演でした。弦楽器の大きな広がりの中で浮き沈みする各楽器の音の妙が印象に残ります。1957年に録音された交響曲第3番は、シュタルケルがチェロ首席として在籍していたころのライナー=シカゴ響の充実ぶりを物語るLP初期の名演盤。第2楽章の木管楽器にかかる合いの手のチェロの繊細な響きが実に美しく、第2主題は柔軟な表情が生きている。シカゴのオーケストラ・ホールは、ボストン・シンフォニー・ホールよりも録音に向いていたようで、このホールで収録された1950年代・1960年代のライナー=シカゴ響の録音はいずれも高いクオリティに仕上がっており、オーケストラのトゥッティの響きと各パートのバランスの明晰さが両立した名録音が多いです。

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  • ベルリン・フィルの豪快さを、ゴージャスにデモンストレーションしている。デジタル録音に至る直前のアナログ録音の凄みが遺憾無く出ている。

    ウィーン・フィル盤がスタンダードだが、突き抜けている。リヒャルト・シュトラウスかワーグナーかと思えるほど、やりたい放題のカラヤン。チャイコフスキーとして好ましいかどうかはもはやどうでもいい。しかし、眠りの森の美女は、最も聞き込んでいるだけに、この録音は一般的にカラヤンにもたれるイメージではないと断言する。最初の曲を聞きたまえよ。他の演奏とはここまで隔絶しているものはない。ワルツのテンポは正確で、ウィンナ・ワルツのようだが、トスカニーニの影はなく、メンゲルベルクに近づいた綿密なコーナー周りの段取りだ。それが微塵も、打ち合わせを重ねたように感じないのがカラヤンたるところ。
    Amazon Music内で Tchaikovsky: The Sleeping Beauty, Suite, Op.66a – Pas d’action. Rose Adagio のHerbert von Karajan and Berliner Philharmoniker を見る https://music.amazon.co.jp/albums/B00BJVY4I8?do=play&trackAsin=B00BJVY5VY&ref=dm_sh_MNJFWApDBD8oDf6Utr15uYzLS

  • ミスタッチまくりですが、強烈に言いたいことがある。そんなコルトー。

    レヴァントのチャイコフスキーはキラキラとした柔らかさは妙なる調べだ。この曲を、この演奏で初めて聞いた人たちは幸福ものだ。
    いずれも、シューマンって、チャイコフスキーって、と思いを新たにさせられる。

    Amazon Music内で Piano Concerto in A Minor, Op 54: 1. Allegro affettuoso – Andante espressivo のAlfred Cortot, Ferenc Fricsay, Rias Symphony Orchestra Berlin を見る https://music.amazon.co.jp/albums/B0099FZP8Y?do=play&trackAsin=B0099FZS0O&ref=dm_sh_xl9jPufp4in8bjIPuPCS1aUUA

  • GB DECCA SPA73 クナッパーツブッシュ&ボスコフスキー THE WORLD OF JOHANN STRAUSS Vol.2

    34-18466

    優秀録音、名盤、レア盤。
    録音:1957年10月15日、16日(クナッパーズブッシュ)、ウィーン、ムジークフェラインザール

    品番 34-18466
    レコード番号 SPA73
    指揮者 ハンス・クナッパーツブッシュ ヴィリー・ボスコフスキー
    オーケストラ ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    作曲家 ヨハン・シュトラウス2世
    録音種別 STEREO
    ジャケット状態 EX
    レコード状態 M-
    製盤国 GB(イギリス)盤
    カルテ(管弦楽曲) BLUE WITH SILVER LETTERING、STEREO (150g)、1957/1966,1963,1959 1W/1W
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